ももんちぃMOMONCHY
MOMONCHY PICTURE BOOK

りゅーちぃとゆめみの木

昔、森の木に流れ星が当たり、 「始まりの実」が実るようになりました。

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昔、森の木に流れ星が当たり、
「始まりの実」が実るようになりました。

それは白くて、味もなく、おいしいとは言えない実。

ある夜、りゅーちぃがその実を食べて眠ると、
夢にやわらかい実があらわれました。

好きな形や色に変えられるその実を、
りゅーちぃは真っ赤に塗りました。

次の日から、森の木に赤いりんごが実りはじめます。

仲間たちもゆめみの木の下で眠り、
好きなフルーツを作る夢を見ました。

森にはたくさんの実が実りましたが、
もう始まりの実が森に実ることもなく、
夢を見るものもいなくなりました。

それでも、自分のだいすちぃな実がなっているので、
始まりの実は、だれにも気づかれず、忘れられました。

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